カメラ– category –
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フィルムの歴史 カメラがカメラの形になるまで
デジタルカメラはイメージセンサーにRGBを受光できる素子が搭載されており、受光した光の強さを元に写真を作ります。 ではデジタル以前のフィルム、そしてフィルム以前はどのように写真ができていたのでしょう? 答えは光を受けて固まる感光剤です。 感光剤の発見と進化によってフィルムは完成し、フィルムが完成した事によって、カメラは現... -
ストロボに互換性はある!例外もあるが、そこも解消できる!!
カメラのメーカーが変わるとマウントも変わるため、悩みどころ。 そんな悩みを乗り越えてメーカーを変え、レンズを揃えると、今度待っているのはストロボの悩みです。 クリップオンストロボはカメラのホットシューに接続し、カメラの発光信号でストロボが発光するのですが、メーカーによってホットシューの接点が違います。 つまりメーカーが... -
一眼カメラは本当に必要か。スマートフォンでも十分説を考える
スマートフォンの画質の向上が目まぐるしく、「一眼カメラなんて必要ないよな」という声すら出てくるようになりました。 執筆時の2023年の状況としては、一眼カメラは不要という事について、半分は正解だと思っています。 簡単にいうと、一眼カメラが必要な人もいるし、必要じゃない人もいます。 では一眼カメラが必要な人とはどんな人なので... -
カメラにF値が必要な理由。レンズのF値が変な増え方をする理由。
F値とは端的にいうと、光が入る面積を指し、入門向けには「数字が低いと光線束が増えてボケ、数字が高いと光線束が減ってピントの範囲が広く見える」といったように教わります。 ではカメラでは何故F値という数字が必要なのでしょう? 面積ならばm2(平方メートル)ですし、光の量ならLu(ルーメン)やLux(ルクス)といった単位があります。... -
カメラって何が楽しいの?こんな人は向いてる趣味かも
「僕はカメラが好きです!!」 ただ、写真を撮らない人に僕の写真を見せても理解されない事の方が多いです。 それは言うまでもなく、僕が変なモノを撮っているからで、自分でも「変なモノを撮る目的」のような事はよく分かっていません。 もちろん風景やスナップを撮っていた事もありますし、今撮っても楽しいですが、今は変なモノを撮る時が... -
プロカメラマンってフルサイズを使うけどAPS-Cじゃダメなの?
APS-Cフォーマットのカメラを使っていると、フルサイズへの憧れが出てきます。 APS-Cとフルサイズについて一つの答えを言うなら、「見ている(写真を撮らない)人は、フルサイズとAPS-Cなんて存在すら知らないし、違いももちろん分かりません」。 既に自己満足の世界に足を踏み入れています。 この違いが分かるカメラソムリエ(笑)のために... -
国産カメラメーカーの歴史や功績、まとめました!
カメラを買う時に「どのメーカーを買えば…?」という迷いは誰もが通る道です。 色々と選び方はあるのですが、ルーツや過去の動向を見てチョイスするのも面白いかなと思ってこんな記事を書いてみました。 【キヤノン】 カメラを分解して組み立てるほどのカメラ好きだった吉田五郎。 「国産ライカを作る」という目標の元、精機光学研究所を1933... -
オートフォーカスの歴史とその仕組み
オートフォーカス(AF)の実用化によって、マニュアルでピントを合わせる必要が無くなりました。 端的に言えば「ボタン一つでピントが合う」という事なのですが、このメリットをその一言で片付けるのはあまりにナンセンスです。 AFに名乗りを上げた最初のメーカーはキヤノン。1963年に試作品であるキヤノンAFがフォトキナにて発表されたので... -
【一眼カメラの選び方】初心者は大人しくエントリーモデルを買っておけ!
一眼カメラには、以下のようにメーカーによってある程度、モデルの位置付けがされています。 エントリー(初心者) ミドルモデル(中級者) ハイエンド(上級者) 見た目として、ゴツいカメラがハイエンド。軽量でコンパクトなカメラがエントリー。その中間がミドルモデルといったイメージです。 「カメラを買おう」と思った時に、一番難しい... -
写真用のSDカードの選び方!記憶容量と転送速度が全てじゃないぞ!
写真を撮っていると、切り離せないのがSDカードという存在があります。 フィルムに代わって登場した、この神のような存在は、崇める他ないでしょう。 SDカードは基本的には数字がデカいヤツが良いという認識で間違っていないのですが、「ごちゃごちゃ書いてあってよくわからん」という人も多いのではないでしょうか。 そんな事を自分の備忘録... -
レンズ購入なしでマクロ撮影ができる機材
「見たことがない世界」って誰もが憧れると思います。 そんな写真の一つが接写によって撮れるマクロ写真ではないでしょうか。 一見見慣れたものでも、マクロ撮影をすればこの通り。 近所の猫じゃらし アッという間に見た事のない写真が出来上がるのです。 でも自分がハマるかわからないマクロ撮影に対して、新しくマクロレンズを購入するのは... -
写真のノイズは高感度だけじゃない!ノイズの種類とその対策。
カメラを始めると「ノイズに気をつけて」と言われるものです。 この場合のノイズというのはおそらく「高感度ノイズ」というもので、暗い場所などでISO感度を上げすぎた場合に出る高感度ノイズの事だと推測します。 ただ、ノイズって高感度ノイズだけじゃないんです。 そんなノイズについて、どんな種類があるのか解説していきましょう。 【そ...
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