レンズに刻まれた「◯◯mm」という焦点距離は、写真にどれくらいの範囲が写るかの目安になる数値です。
この焦点距離とカメラのセンサーサイズの組み合わせによって、写真に写る範囲(画角)が決まります。
- 広角(数値が小さい):写る範囲が広い
- 望遠(数値が大きい):写る範囲が狭い
同じ場所に立っていても、広角と望遠ではまるで別の描写になります。
広々とした丘への散歩、
テラスでのアフタヌーンティー。
彼女の空間は、ボクが作り出す。
センサーサイズによる「35mm判換算」の定義
同じレンズを使っても、装着するカメラのセンサーサイズによって実際に写る範囲は異なります。
これを「フルサイズ」を基準として計算し直すのが「35mm判換算」です。
「実際に写る範囲」を把握するために、以下の倍率を基準にします。
- APS-Cサイズ:焦点距離を約1.5倍にして考える
- マイクロフォーサーズ:焦点距離を 2.0倍にして考える
例えば「50mm」のレンズをAPS-C機につけると、換算75mm相当。つまり「少し望遠寄り」になります。
マイクロフォーサーズなら50mmは換算100mm相当。完全に「望遠レンズ」の画角です。
焦点距離ごとの「視覚的効果」
35mm判換算後の数値(画角)が、写真の印象に大きく影響します。
代表的な焦点距離の特徴をまとめました。
- ~24mm:
- 手前が大きく奥が小さく見えるため、遠近感が強調される
- これによりダイナミックな演出や立体感を表現しやすい
- 35mm:
- 被写体と周囲の環境をバランスよく写せる
- 広角寄りの画角なので、環境を取り込みつつ被写体を自然に見せられる
- 50mm:
- 被写体がちょうど良い大きさで画面に収まり、余計なものが入りにくい
- 標準レンズの特性で、自然な見え方を再現できる
- 85mm:
- 被写体を大きく切り取り、背景を整理して印象的に見せやすい
- 遠くの被写体を引き寄せて画面に収める
- 200mm~:
- 遠くの被写体も大きく切り取り、背景を圧縮して被写体を際立たせられる
- 距離感の圧縮によって、奥行きの違いが縮まる
レンズの「画角」を把握する
35mm判換算とは、レンズを交換する前に「この組み合わせなら、これくらいの範囲が写る」という感覚を身につけるためのものです。
重要なのは、カメラのセンサーサイズとレンズの焦点距離から計算した35mm判換算ではありません。
「主題(見せたいもの)」と「副題(周りの状況)」のバランスです。
- 広角レンズ:
- 主題が小さくなり、副題(背景)の情報量が増える
- メリット:「どこで何をしているか」は伝わる
- リスク:余計なものが写り込む
- 望遠レンズ:
- 主題が大きくなり、副題(背景)の情報量が減る
- メリット:余計なものを画角から外しやすい
- リスク:「どんな場所にいるか」は伝わりにくい
撮影者がすべきことは、主題と副題の「情報量の比率」をレンズ交換によって調整することです。
その試行錯誤こそが、写真の面白さです。
ボクが作る空間と、
彼女の望みが重なった瞬間
。
世界は最も美しく輝く。
次の空間を作り出したとき
そこにプリンセスの姿はなかった。

姫のワガママ
雑多なのは論外。
広すぎるのは退屈。
それを考えるのが あなたの役目よ。
次の空間に花畑を用意したよ。
花は美しいけれど、
今回は脇役だ。
主役はもちろん、プリンセスさ。
僕とワガママ姫
「理屈」を「愛」に変える、10のレッスン
- Prologue
- Lesson 1
- Lesson 2
- Lesson 3
- Lesson 4
- Lesson 5
- Lesson 6
- Lesson 7
- Lesson 8
- Lesson 9
- Lesson10
-
ワガママ姫とマニュアル露出|ワガママ姫は華麗に踊る(準備中)
- Epilogue
-
ワガママ姫とRAW現像(準備中)
僕とワガママ姫
「理屈」を「愛」に変える、10のレッスン
- Pro
- L 1
- L 2
- L 3
- L 4
- L 5
- L 6
- L 7
- L 8
- L 9
- L10
-
ワガママ姫とマニュアル露出(準備中)
- Epi
-
ワガママ姫とRAW現像(準備中)
