先日、1歳の娘の運動会がありました。
「1歳なのでまだあまり動く競技はないだろう」と思って、お気に入りの焦点距離100mmの単焦点レンズ1本持って撮影に挑みました。
ちなみに持って行ったのはこのレンズです。
運動会に100mm単焦点で乗り込んできた
結果として、ほとんどの競技で100mmでは足りませんでした。
予想通りあまり動く競技はありませんでした。
先輩のパパさんママさんに良いポジションを聞き、ベストポジションで撮影できました。
それでも100mmでは不十分でした。
僕は普段は望遠ズームは使わないのでレンズ自体を持っていないなのですが、この日はさすがに望遠ズームが欲しくなりました。
今年(1歳)の運動会なら70~200mmのF4通しでも良かったと思いますが、来年は2歳。
2歳児の競技の様子を見た感じだと200mmでも足りそうにありません。

どこかのブログで85mmで子どもの運動会を撮影していてバッチリと言っていた記事を俺は絶対に許さない
運動会向きではないSTFレンズ
冒頭で話したこのレンズの癖なのですが、簡単に言うとF2.8相当にボケるけど実際のF値は5.6という曲者。
詳しくは下にカード貼っておきます。

運動会当日は雨天により、運動会は小学校の体育館を借りて開催される事になりました。
体育館なので暗い。
運動会は動くイベントなので、ある程度の短いシャッタースピードは必須。
それによってISO感度が上がってしまいます。
追い打ちをかけるようにレンズの解放F5.6が効いてくる。
結局この日はISO感度を1000まで上げて撮影しました。

普通の単焦点より3段くらい暗いので、一般的な単焦点ならISO100くらいでもいけます。
現像で大きくトリミングとノイズ処理
結局100mmでは不十分だったので、最終的にはRAWで撮影した写真を自宅でトリミングしました。
そしてトリミングすると目立つのがノイズ。
高感度耐性も評判の良いα7IIIで撮影したのですが、トリミングの範囲が大きくノイズが目立ったので、今回はやむなくノイズ処理もしました。
やっぱり運動会は望遠ズームだろ!!
最初から分かってはいたのですが、やっぱり運動会は望遠ズームが良いです。
というのもこの記事から数年が経ち、ズームレンズで撮影もして来ました。
そんなレポートは下の記事でどうぞ。


今は運動会で単焦点は持参すらしていません。
暗い環境なら単焦点もアリかも
今回はF5.6という暗いレンズだったので、ISO感度を上げましたが、望遠ズームでF5.6というレンズも珍しくはありません。
200mmを超えるレンズとなると、手ブレも大きくなってくるので、対策としてよりISO感度を上げる必要があります。
焦点距離にもよりますが、屋内で望遠ズームで動きのある被写体というのは、写真を撮る人なら火を見るより明らかでしょう。
今回のように屋内のロケーションなら、明るさでシャッタースピードを稼げる単焦点を2~3本持参して、引きで撮ってトリミングという手法も視野に入れるべきかもしれません。
ネオ一眼という選択肢も
交換レンズを増やすのも選択肢ですが、新しくネオ一眼を購入するのも選択肢の一つではないでしょうか。
レンズ1本の値段で買えるネオ一眼もあるので、使い方によってはネオ一眼の方がハマる人もいると思います。
RX10M4
今回の運動会の反省点を踏まえた上で、僕が一番欲しくなったカメラです。
望遠の距離が600mm相当で後記するP1000と比べると望遠は劣りますが、F4.0という明るさと大きなイメージセンサーを搭載しているので、手ブレや画質の面でも色々と安心して使えます。
COOLPIX P1000
最大の望遠の距離が3000mmというバケモノカメラ。さすがはレンズのニコン。
ただ最大まで望遠にした時のF値が8.0とかなり暗めなので、運動会用途なら屋外晴天でギリギリな予感。
ちなみに3000mmもあれば、月が画面いっぱいに写せるそうです。
COOLPIX P900
最大の望遠距離は2000mmと上のP1000よりは控えめですが、F値が6.5と明るくなっているので、運動会用途ではこちらに軍配が上がります。
型落ちになるので、手が出しやすい価格も魅力です。