「カメラが趣味=キモい、うざい」は間違いではないと思う

当ページのリンクには広告が含まれています。

ネットで「カメラ 趣味」で検索すると、関連キーワードに「キモい」や「ウザい」が出てきます。

カメラが趣味の僕としては「そんな事ないやろ」と思っていたのですが、改めて考えると「いや、やっぱりキモいわ…」という部分もある事に気づきました。

「自分は例外だよな」なんて思っていましたが、どうやら僕もその部類に当てはまっているような…。

そんな「カメラ=キモイ」「カメラ=ウザい」となる原因を考えてみました。

目次

これだからカメラはキメェんだよ!

オタクの延長

多くの人が「スマートフォンより綺麗に撮りたい」という所からスタートするカメラですが、例外が存在します。

それはカメラのスタート時点で撮りたい被写体が鉄道やアイドルなど、既に決まっているパターンです。

彼ら(彼女ら)はいわゆるオタク活動の延長として写真を撮っています

時代の流れによってある程度、オタクに対する視線も緩和してきましたが、特定の界隈に対しての冷ややかな視線は残っているように思います。

その視線がカメラに飛び火して、「カメラ=キモい」という答えに行き着くのではないでしょうか。

ネットで見るコスプレイヤーの囲み撮影の様子なんて本当にキモいなと思います。

オタクの特徴として、普段はあまり喋らないクセに、自分の趣味の範囲になると異常なくらい喋るという点もあります。

カメラのスペックを自慢してくる人もこのタイプです。

黒系のファッション

オタクファッションの代名詞とも言える黒い服。意外にもコレが写真で重要だったり、そうでもなかったり。

服に限らず、色は大なり小なり反射します。すると緑色の服が顔にかぶったり、白い服が瞳にかぶったりといった現象が起こります。

これに対し黒という色は、光を反射しない(吸収する)特殊な色です。

カメラのボディやレンズに黒が多い理由もおそらく反射で、逆に望遠レンズになると反射の影響を与えにくい事から、熱(光)を反射する白レンズでが存在するのでしょう。

他にもカメラバッグや三脚など、様々な機材の色のベースカラーが黒系で、「コイツ、黒以外に選択肢ないのかよ」と見えているかもしれません。

実際に服の反射まで気にして撮影時の服装を選んでいる人はごく少数だと思いますけどね。

カメラの黒いボディには意味がある。中二病ではありません。

挙動不審に見える

コレもオタク絡みなのですが、写真を撮る人は普通の観光客とは目線や視点が異なります。どこにいても、常に「良い被写体」「良い光」を追い求めて彷徨(さまよ)っているのです

  • 同じ道を行ったり来たり、周囲をキョロキョロ見まわしたり
  • カメラを持っていると、肩が内側に入るので猫背になりがち
  • 動物を撮るために抜き足差し足

うむ。これは不審者。

これは思い当たる節がありまくる。すまん!!この場を借りて謝罪する。(今後もやる)

カメラを構えているヤツはウザいから消えろ!

意識高い系

写真を撮る人の多くが、SNSに写真をアップロードします。

SNSは「いいね」や「コメント」機能を使って簡単にリアクションがもらえる事から、「自分をアピールしたい」「自分に注目してほしい」という、自己顕示欲の高い人が多く集まります

自己顕示欲が高い人の特徴として、「自分をアピールしたい」「自分に注目してほしい」という事のほか、以下のようなマイナスポイントもあります。

  • 自分の話が多い
  • マウントを取ってくる
  • 虚言癖がある

こんなん絶対に嫌われるやん…。

承認欲求による虚言癖と、写真のやりすぎ加工は似た所があるのかもしれませんね。

マナーが悪い

写真を撮っていると、よく観光客の方が、シャッターを押すまで立ち止まってくれている事があります。

これは本当に申し訳ない。

あまり「海外では~」といった話は好きではありませんが、海外では普通に通過する事が多いようです。

日本は他人に気を使う文化だからな。良くも悪くも。

言語道断なのは、狭い通路や人通りが多い中で三脚を構えたり、その注意に対して逆上している人で、これはマジで止めろ。撮影以前にモラルが無い。

一人のせいで、写真愛好家全体のイメージを悪くしている事を知れ!!

あとドローンもうるせぇ!観光地だぞ考えろ!!

好印象を撒き散らせ!!

筆者撮影

「おい!お前、怪しいな。ちょっとどんな写真か見せてみろ」

そんな時に備えて、写真家には常にポートフォリオ(作品集)を持ち歩く人もいるそうです。

ただ、この方法は被写体が一般ウケする場合にのみ通じる方法で、僕のような少しマニアックな写真を撮る人は、写真を見せたところで、「ほらみろ!やっぱり不審者じゃねーか!!」となる予感しかしません。

それは写真を撮らない人に、写真を見せた所で、写真の良さというのはなかなか伝わらないからです。

ムキムキの筋肉を見せられても、筋トレの面白さなんて全然わかんねーしな。

やはり、カメラの印象の悪さを回避するには、誰にでも伝わる方法が一番だと思います。

その方法とは、「挨拶をする」「お礼を言う」といった単純なコミュニケーションです。

  • すれ違いに「こんにちは」
  • 立ち止まってくれれば「ありがとうございます」

目を見て、ハッキリと声をかければ、「キモい」「ウザい」といった感情は生まれないのではないかと思います。

もちろん爽やかな笑顔でな!

目次