2017年で買い切り版のAdobe Photoshop Lightroom 6がサービスを終了しました。
あまり大きな話題になっていませんし、アマゾンでも普通に買い切り版が販売されているので、サービスが終了してからも半信半疑で買い切り版を使っていました。
そんな中、2018年3月に発売したα7IIIを購入したのですが、Lightroomがα7IIIのRAWファイルに対応していない!
サブスクリプション版(月額版)はα7IIIのRAWに対応しているのに、買い切り版は未対応のまま。
そこで「あぁ、本当に買い切り版のLightroomはサービスが終了したんだな」と気づきました。
通達は下のリンクのページ最下部あたりに書かれています。
公式ブログで英語文での通達です。


買い切り版を10月上旬に買ってしまった人はマジで悲惨。
- 買い切り版Lightroomは「6」で終了。Lightroom7は発売しない
- Lightroom6は2017年の終わりからカメラのサポートやバグの修正が行われない
これからLightroomを使うには
買い切り版のLightroomは終了したので、Lightroomを利用するにはサブスクリプション版(月額、又は年間プラン)を契約する必要があります。
Lightroomを利用するには主に以下の選択肢があります。
フォトプラン(20GB) | フォトプラン(1TB) | Lightroomプラン | コンプリートプラン | |
---|---|---|---|---|
Lightroom Classic | ○ | ○ | × | 〇 |
Lightroom | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Photoshop | 〇 | 〇 | × | 〇 |
クラウドストレージ | 20GB | 1TB | 1TB | 100GB |
Photoshop Lightroom Classic
買い切り版Lightroomと同じ機能(アップデートにより機能も増加)が備わっているのがLightroom Classicです。
写真をやらない人でも知っているAdobe Photoshop(後記あり)から派生した、写真特化の画像編集ソフトで、Photoshopから写真に必要な機能をピックアップして搭載しています。
RAW現像と言ったらこのLightroom Classic CCと言っても過言ではないくらい有名なソフトで、RAW現像以外にも写真の管理もしてくれます。
買い切り版から移行しても同じカタログが利用可能です。

主にデスクトップ向けに開発されており、家でゆっくりとRAW現像をする人にオススメです。
Photoshop Lightroom
Lightroom Classicをベースにモバイル端末向けに開発されたソフトが、Lightroomです。
名前が混同しやすいので注意が必要ですが、アイコンの表示がLightroom Classicは「LrC」、Lightroomは「Lr」といった見分け方ができます。
モバイル端末での利用を前提に作られているので、Lightroom Classicと比べるといくつか機能に制限があります。
クラウドストレージを使って外出先でスマートフォンやタブレットから写真を編集する人にオススメです。
Lightroom Classicとは別のカタログとなっており、データの共有はできません。

LightroomとLightroom Classicは別のソフトという認識でOK。
Photoshop
フォトプランではAdobe Photoshopも利用可能です。
「画像編集なら何でもできる」と言っても過言ではないソフトで、Lightroomよりも多くの編集機能が備わっています。
Lightroomをメインで使っていてもPhotoshopにお世話になる事は多々あるので、実質無料で使えるPhotoshopはかなり嬉しい付属のソフトです。

契約当初はノーマークだったけど、実際に使ってみると何でもできて本当に凄いです。
写真用途ならフォトプラン一択
写真のためにLightroomをメインに使うなら、まず料金の高いコンプリートプランは選択肢から外しましょう。
そうすれば、残るはLightroom単体プランと、フォトプランです。
単体プランとフォトプランの大きな違いはPhotoshopが付属するか否か。
僕はLightroom Classicをメインに利用していますが、一部の編集機能はPhotoshopを使った方が快適な場合もあります。

汎用性を言うならPhotoshopの付属するフォトプランが安定です。
Photoshopを使わないならLightroom単体もアリ
現在、Lightroom Classicや買い切り版Lightroomを使っている人はクラウドベースのLightroomに移行してみても良いかもしれません。
Lightroom ClassicからLightroomへのカタログ移行も可能です。
LightroomからLightroom Classicへのカタログ移行はできないので、慎重に。
Lightroomを契約するには
紹介してきたプランを契約するには、主に以下の2つの方法があります。
- Adobe公式サイトで契約する
- 通販サイトで購入してコードを入力する
一般的な方法がAdobe公式サイトでの契約で、大きな注意点などはありません。
通販サイトでも購入する
プランの契約はAdobeの公式サイトから可能ですが、通販サイトからでもフォトプランの1TBストレージとLightroom単体版のオンラインコードの販売がされています。
若干ですが公式サイトから契約するより安いので、利用するなら通販サイトがオススメです。
購入するとコードが届くので、Adobe公式サイトにて届いたコードを入力します。

コンプリートプランも販売しています。
最もコスパの良いフォトプランはAdobe公式サイトから
フォトプランを最安値で契約したい人はクラウドストレージ20GBのプランを契約しましょう。
この20GBのプランはAdobe公式サイトからのみ契約可能となっています。
Amazonでのオンラインコードや割引きキャンペーンなどは行われていないので、どのタイミングで契約しても損はしません。
クラウドストレージを使わない人や、コスパ重視の人は公式サイトからフォトプランを契約しましょう!