早いもので、うちの子どもも1歳を過ぎました。
まだしっかり歩けるとは言えませんが、「外に行きたい」とわざわざ玄関から靴を持ってくる我が子を見ると、やっぱり外に連れて出してあげたいし、色々なもの見せて色々な刺激を与えてあげたいと思います。
そんなわけで、訪れた動物園。
動物園に着けば、子どもの成長記録を残すのも親の仕事です。
「子どもはどれだけ動くのか」「どんな動物に興味を示すのか」
カメラでしっかり記録して行きましょう。
画角はどれが良いか
今回のレンズ選びのポイントは、被写体は1歳の子どもという点。
まだしっかりと歩けるレベルではありませんし、言葉が通じる相手でもありません。
そんな子どもを相手に「いつでも側に寄れる」「側にいてもキッチリ撮影できる」を目標にしています。
動きたい盛りの子どもに中望遠
まずは子どもが動く動く。
むしろせっかく外に出たんだし、親としても思う存分動いて欲しいですよね。
そんな時は中望遠で子どもから少し離れた距離でも撮影できる中望遠レンズを使いましょう。
中望遠の距離なら、子どもに声が届く範囲ですし、離れていてもすぐに近づけます。
望遠レンズは遠い被写体を大きく写せる特徴があります。
中望遠なら、子どもと離れた動物を入れて撮っても両方共に良い大きさで写す事が可能です。
大きな動物と撮りたい広角
今回訪れた動物園は大きな動物とも比較的近くで触れ合える動物園で、ゾウやキリンにエサを与えたりもできました。
大型の動物は中望遠では収まらないので、広角レンズを使いましょう。
広角レンズで近くに寄って撮影すると被写体の大きさが強調されます。
標準ズームが万能かも
僕はお気に入りの16-35mmのズームと100mmの単焦点を持って行きましたが、解像度などの細かい話をしないなら、標準ズームでも問題なく撮影できます。
F2.8通しの良いレンズも選択肢としてはアリですが、明るいレンズだとボケてしまうので、基本的には絞っての撮影が多いです。
つまり別に良いレンズではなくても問題ありません。
スマートフォンでも全然OK
一眼カメラを使う僕としては、ほとんどの場合で一眼カメラをオススメするのですが、動物園に限ってはスマートフォンでの撮影もアリだと思っています。
スマートフォンは明るいレンズ(F2.0クラス)を搭載しながら、ボケないという、一眼カメラには持っていない特性を持っています。
よくボケる一眼カメラでは、近くの子供にピントを合わせると、遠くの動物のピントが外れるという事もよくあります。
ボケないスマートフォンの特徴を逆手に使いましょう。
僕はボケにくい高級コンデジを使う事が多いです。
撮影のポイント
基本はアイレベル
赤ちゃんの撮影においてもアイレベルをお勧めしましたが、動物園でもアイレベルがおすすめです。
アイレベルは子どもと同じ目線で撮影するので、基本はしゃがんでの撮影になります。
アイレベルで撮影する事で、子どもと動物をしっかり収める事ができます。
また普段、子どもとたくさん接していても、子どもの目線で行動する事は少ない人も多いと思います。
子供の目線が分かるので、子供と意識の共有もできるはず
次の動物を考えて動く
レンズは場所と被写体によって左右されます。
大型の動物は中望遠では収まりません。
動物園によっては、大きな動物と触れ合える所もありますよね。
次にどの動物がいるか把握する事は簡単なので、次の動物の場所に着くまでに、レンズ交換は済ませておきましょう。