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写真を撮る人にとっては当たり前とも言える写真の編集作業。
となるとPCも同時に必要になります。
ここで問題になってくるのがPCの値段で、カメラですら高いのにPCにまでなかなか手が出ませんよね。
特に写真向けのクリエイター向けのPCは特に高価ですし、「趣味のカメラでも高いのに、PCにそこまで金額出せねぇよ!」という人も多いのではないでしょうか。
「できるだけ安く済ませたいから、推奨スペックで勘弁して」という人も多いかと思います。
写真用に求められるPC構築の特徴として以下のような事が挙げられます。
ただ、こんな尖ったPCはBTO(Build to Order)でもなかなか見つかりません。
そうなると残る選択肢はPCの自作です。
ところで皆さんPCの自作をした事はありますか?
PCの自作って実はそう難しくはありません。
指定された場所にコネクタを接続するだけなので、パーツさえ揃えばあとはプラモデルを作るようなものです。
問題はこのパーツの調達にあるんです。
それではPCのパーツ選びの難しさはどこにあるのでしょうか。
それは、パーツそれぞれに規格が決まっており、それぞれに適合したパーツを接続しないと使えない(性能を引き出せません)点にあります。
例えばマザーボードを1つ選ぶと、それに適合したメモリやケースがあるので、徐々に選択肢も絞られてきます。
この規格が適合しているかの確認が面倒なところであり、失敗すると厄介なところです。
そこで今回紹介したいツールが「自作PC見積もりツール」です。
今回使うのは、自作.comというホームページで提供されている自作PCの見積もりツールです。
名前の通り、PCの見積もりツールですが、ただ見積って終わりではない所がこのツールの便利な所です。
ざっくりと機能を紹介すると、パーツを選んだ際に以下の確認などをしてくれます。
早速、このツールを使って見積もりを出してみました。
目指すのは安いけど、写真の編集は満足にできるPCです。
2020年11月現在の各ソフトの推奨スペックを参考にしています。
もう一つ、内蔵ドライブにもこだわってみました。
写真は外付けHDDで管理する人が多いので、内蔵ドライブはSSDを1台のみの搭載としました。
写真編集ソフトの大道であり、写真編集をする人なら知らない人はいないアドビ社のライトルーム。
メーカーの推奨スペックではメモリの16GBですが、プロカメラマンでもありStudio9管理人の中原氏が24GBまで体感として効果があったそうなので、メモリは32GBにしてみました。
24GBにすると8GB 3枚という妙な構築になってしまうので、今回は32GBで構築しました。
ライトルームを追う立場にあるLuminar。
ライトルームにはないAIを使ったRAW現像が特徴で、新機能がバンバン追加されている、最新のRAW現像ソフトです。
しっかりと価格にこだわって、SSDを一段少ない250GBにしました。
Lightroomの推奨スペックでもあるので、拘らなければこれで十分です。
国産のRAW現像ソフトで、知名度はやや低め。
多機能ですが、その分価格も高く、最新版が出る度に購入する必要があります。
ありがたい事に必要スペックは低めなので、PCとソフトのトータルの出費としては他とあまり変わらないかもしれません。
他の現像ソフトより高いグラフィック性能が求められるようです。
僕は前からBTOでPCを注文していたのですが、選択肢が少なく困っていました。
そこで、ミドル向けのPCを低いメモリで一旦購入してから、後付けでメモリを増築していました。
もちろん自作も考えた事もありますが、「もしも適合しなかったら」という事を考えるとなかなか手が出ず。
僕のように「PCは組み立てられるけど、パーツ選びに自信がない」という人は少数かもしれませんが、パーツさえあれば作るのは繋ぐだけなので簡単です。
「そろそろPCを買い替えようかな」と思う人は、一度ツールを使って見て見積もりを出してみてはいかがでしょうか。
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