コンピュテーショナルフォトグラフィーによる写真の未来を考える

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様々なクリエイティブな分野でAIによる機能が登場しており、カメラや写真も例外ではありません。

しかしカメラや写真におけるAIの機能は、プロカメラマンと写真愛好家と、それ以外(カメラを使わない人)で大きく分かれています

そんなカメラや写真におけるAI機能と、カメラのそう遠くない未来について考えてみました。

目次

AIに全てを任せたいカメラを使わない人

AIを用いた写真技術をコンピュテーショナルフォトグラフィーと言います。

最初に提唱したのはiPhoneでお馴染みのApple。iPhoneにももちろん搭載されていますし、Androidスマートフォンにもコンピュテーショナルフォトグラフィーの機能が搭載されています。

iPhoneなどのスマートフォンに搭載されている機能を簡単に紹介すると、空間の認識能力によって、それぞれに補正をかける事ができます。

  • 空を認識して鮮やかに
  • 人物を認識して肌を綺麗に
  • 主題を認識して背景や前景をボカす

技術は発展する一方なので、認識能力はどんどん高くなり、AIを用いた写真はより身近になっていくでしょう。

「ナショジオみたいな写真」「HASEO先生っぽく編集して」と指示する時代が来るのかも。

AIに全てを任せて大丈夫か?

AIの学習機能は素晴らしいすが、学習によってどのような事が起こるか分からない事が怖い所です。

どこかのAIが「ナチスは正しかった」と発言した事例もあり、研ぎ澄ませる以前に、正しく学習できているのかという問題もあります。

例えば子供の乳歯が抜けた記念に写真を撮ったのに、AIが気を利かせて綺麗に揃った前歯に修正されると、全ての親が「違う、そうじゃない」となる事は言うまでもありません。

他にも、チャームポイントのホクロをデファクトと判断して消してしまう、徒競走の結果を1位に書き換える など、仮定ではあるものの、失敗例を挙げるとキリがありません。

また、学習によって考え方は変われば、今日撮った写真を今日AIに編集させた写真と、今日撮った写真を30年後にAIに編集させた写真では、全く違う写真になる可能性もあるのです。

カメラマンや写真愛好家はAIに撮影の補助をして欲しい

ここまでの説明ではコンピュテーショナルフォトグラフィーはスマートフォン独自の機能のようですが、コンピュテーショナルフォトグラフィーは一眼カメラなどにも搭載されています

最初に搭載したのはオリンパス(現OM System)で、シャッターを押したタイミングを遡って記録できるプロキャプチャーモードやカメラ内でHDR合成や深度合成の機能を取り入れました。

合成の類はステッチ(繋ぎ合わせ)の部分がAIというのは分かるけど、プロキャプチャーは果たしてどこがAIなのか…?

カメラや写真のAI機能は大まかに機能を分類すると以下の3つのジャンルに分ける事ができ、スマートフォンとは異なり、撮影や編集の補助に留まっています。

  • NGカットを減らす
  • 写真のポテンシャルを上げる
  • 空や人物、センサーダストの検出

つまり、編集のメインの作業である「明るさを変える」「色を変える」といった作業はAIは行いません。

こだわる必要性を世間が理解してくれるか

具体的な編集にAIが手を出さない理由は、プロカメラマンや写真愛好家という人種はある意味めちゃくちゃ拘りの強い連中であり、メーカーもそれを理解しているからです。

だからと言って、プロカメラマンや写真愛好家の編集や写真作品への拘りが一般目線として理解と必要と感じられているかは別問題でもあります。

AIイラストを例にすると、AIイラストの精度が上がる事によって素人でも簡単にイラストの作成ができるようになりました。

しかしイラストを生業とするイラストレーターからすれば、作者の個性が出ないAIイラストには命が入っていないも同然です。

その一方で、イラストを見る側からすれば、人が描こうとAIが描こうとそれなりのクオリティが出ていれば問題が無く、むしろ安価で済むAIイラストに依頼するケースも少なくありません。

これと同じように、AIの編集に納得をするプロカメラマンは居ませんが、一般目線として「AIの編集でOKだよね」という流れになれば、カメラマンの報酬が下がり、RAWデータで納品まででOKという依頼が増えてくるのかもしれません。

依頼を受けるか否かの問題もあるけど、受ける人もいるだろうね。

AIの主戦場は編集ソフトからカメラへ

カメラに搭載されているHDR合成やフォーカススタッキングは元々は写真の編集ソフトの機能でした。

そして現在の編集ソフトのAI機能はノイズやセンサーダストの認識と除去の改善が盛んです。

この流れから考えると、カメラ内で自動でHDR合成を行なってビット深度の深い画像を生成したり、ノイズ除去をカメラで行なって保存したりする時代が来るのかもしれません。

RAWデータより綺麗なデータをカメラで生成して保存するのが当たり前になるのかも。

写真には答えがある

先ほど、イラストを例に出しましたが、写真とイラストには大きな違いがあります。それは元となるデータがあるか否かです。

イラストやテキストを生成するAIは、白紙の上に人が指示を行い、画像を生成を行います。

しかし写真にはAIが編集に入る時点で写真のデータがあり、イラストのような白紙からのスタートではありません。

写真の方がAIの作業に入る時点で答えが明確に決まっており、答えをより研ぎ澄ませる必要があります。

AIイラストは「サバを味噌で煮込んだ料理を作れ」ですが、写真は「めちゃくちゃ美味しいサバの味噌煮を作れ」って感じ?

AI機能に定評のあるLuminarの考え方

AIを用いたRAW現像ソフトの筆頭であるLuminarには以下のように豊富なAIによる編集機能が備わっています。

  • 被写体の検出とプリセットの推奨
  • センサーダストの検出
  • 空の検出
  • 人物の検出
    • 目の検出
    • 唇の検出
  • ノイズの検出(拡張機能)
  • HDR合成(拡張機能)
  • フォーカススタッキング(拡張機能)

しかし、これまでに紹介したように、AI機能はあくまで検出に留まっており、詳しい補正は編集者に委ねています。AIによる補正機能もありますが、スライダーで適応量の微調整が可能です。

現状のAIによる写真編集は、Luminarのような形が最適なのではないかと思います。

どれだけAIが優れていようと、AIがボタン一つで自分の伝えたい写真に「ハイ、出来上がり」と言うのはあまりに無理がある。

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