今まで読んできたKindle本のカメラジャンルの中からオススメの本をピックアップしました。
僕はiPadをカメラバッグに入れて、撮影の合間に読んでます。
腕を磨くならコレ!テクニック関連の本
写真の技術に関する本というのは「露出の解説」「ドライブモードの使い方」「ピントのコントロール」など、書いている人が違うだけで、内容は同じという事が多くあります。
またカメラの性能の向上や、インターネットの情報の普及で、撮影の敷居も下がってきました。
「本で勉強する必要なんてある?」という昨今の状況の中でも読むべき、必読とも言える本を集めました。
写真を撮りたくなったら読む本
50人の有名写真家の作品を元に、構図や設定の解説をしてくれる、カメラの教本です。
「この写真が綺麗に見えるのは何故か?」という切り口での解説が斬新で、退屈する事なく読めます。
1ページに写真、1ページに解説という流れで読み進めていくので、活字も少なめ。
フランクな語り口調も手伝って、読書が苦手な人も難なく読めると思います。
何よりも作例が圧倒的すぎる。
作品づくりが上達するRAW現像読本
RAW現像ソフトの鉄板であるLightroomの元祖解説本と言える書籍です。
基本的な機能はもちろん、ただ機能を紹介するだけではなく、補正をする順番や、トリミングの是非。
また、「〇〇の補正をかけすぎると見る人が見れば分かる。基本は××くらいを目安に」といった初心者が陥りやすい、過剰なRAW現像に拍車をかけてくれる文章にはとても好感が持てました。
Lightroomのアップデートに伴って、増強・改訂版が出版されています。
デジタル一眼レフカメラと写真の教科書
「プロカメラマンになって写真が義務のようになっていた」
そんな経験のある著者、中井精也氏が教えてくれるカメラテクニック。
全体を通して「こう撮ると写真が面白くなるよ」というアプローチで書かれており、見ているだけで写真を撮りに行きたくなる1冊。
著者が鉄道写真家なので、鉄道に興味がない人はやや不向きかもしれませんが、コラムに著者の体験談なども書かれており、この本を機会にファンになる人もいるかもしれないほど魅力的でした。
少し古いですが、不変的な内容ばかりなので、今 読んでも使えます。
カメラが好きなら読むよね?豆知識系の本
テクニックの上達は無し!
「カメラの事をもっと知りたい!!」という、写真好きNG!カメラ好きCome On!な書籍を紹介します。
カメラとレンズのしくみがわかる光学入門
カメラの知識の外側ギリギリのような書籍です。
光の単位から、レンズ光学の進化、フィルムから撮像素子の発展まで、カメラを基点とした理科と歴史のような内容です。
本格的な内容に追従するように、イラストのクオリティも非常に高く、「緩く見せつつ解説もする」というプロの技が素人目線でも簡単にわかるほどの物でした。
カメラバカにつける薬
カメラをやっている人にしかわからない、ほぼギャグマンガな書籍。
「よくこのターゲットで出版できたな」というほど、伝わる層が薄い本なのですが、カメラ好きなら絶対に楽しめる1冊です。
ギャグマンガにも関わらず、きちんとカメラの知識も書かれており、内容もかなり濃い目となっています。
Kindle Unlimitedならカメラ雑誌も読める
Kindle Unlimiedとは、月額料金を払う事でAmazonの提供する一部の本が、無制限に読めるサービスです。
- 月額980円(登録して30日無料)
- 10冊まで貸し出し(10冊を超える場合は、返却する本を選択します)
- 期間無制限(稀に突然読めなくなる事があるらしい)
デジタルカメラマガジン
言わずと知れたデジカメ雑誌の大御所。
有名な写真家がたくさん寄稿しており、ファンとしても読みたい1冊。
毎回の特集も目を引くものばかりで、どんどん読みたくなる沼のような雑誌です。
オススメのバックナンバー
デジカメマガジン2019年3月号と1016年7月号では特集でプロ写真家の好きな画角やカメラの設定を紹介してくれています。
約3年という期間からミラーレスカメラの信頼性が上がってきた事など、カメラの時代を感じさせてくれるセットでもあります。
CAPA編集部
「CAPA」や「正しい撮り方シリーズ」で有名な出版社です。
CAPAはキンドルアンリミテッド対象ですが、正しい撮り方シリーズは一部がキンドルアンリミテッドの対象となっています。
CAPAは製品のレビューやテストが充実しており、物欲センサーを上昇させてくれます。