【使い方】サンサーベイヤー (Sun Surveyor)で太陽や月の位置を把握よう

写真を撮るとき、太陽の位置はとても重要な要素の一つです。

同じ場所でも1時間も経過すると全然違う写真になりますし、風景写真家は分刻みで太陽の位置を見極めたりもします。

普通に生活していて太陽の位置はおおまかに把握できていても、時間ごとにどこに太陽があるか細かく把握している人はほとんどいません。

そんな時に役立つスマートフォンアプリ、サンサーベイヤーを紹介します。

無料版と有料版の違い

無料版のサンサーベイヤーのタイトルは「サンサーベイヤーライト」、有料版の名前は「サンサーベイヤー」という名前で配信しています。

有料版の価格は約1200円です。

	無料（ライト）	有料
時間の変更	○	○
測定地点の変更	×	○
太陽の位置	3Dコンパス	3Dコンパス マップビュー ARカメラ ストリートビュー
影の長さ	○	○
月の位置	×	3Dコンパス マップビュー ARカメラ ストリートビュー
月の形	×	○
天の川の位置	×	3Dコンパス マップビュー ARカメラ ストリートビュー
ゴールデンアワーの時間	○	○
写真の機会	×	○

大きな違いとして無料版は現在地の情報しか入手できませんが、有料版は測定点の変更ができます。

多くのアプリのおいて言える事ですが、無料版は体験版のような立ち位置です。

無料版は現在地の太陽光の情報のみ

3Dコンパスによる太陽の位置

無料版のメイン機能です。

スマートフォンのジャイロセンサーを使った3Dコンパスによる太陽の位置が確認できます。

ゴールデンアワー ブルーアワーの時間帯

ゴールデンアワーは日の出後、日の入り前の空が金色になる時間帯。
ブルーアワーは日の出前、日の入り後の空が青色になる時間帯です。

日の出や日の入りの時間はネットで調べても出てきますが、空が綺麗な時間帯までは知る事はできません。

ただ日の出 日の入りの時間が確認できれば、ある程度ゴールデンアワーとブルーアワーの想定はできてしまいます。

絶対に必要とは言えませんが、アプリで簡単に確認できるのは手軽なのでよく使います。

影の長さ

オブジェクトの高さを入力すると、時間に応じた影の長さが確認できます。

正直あまり使いません。

時間の変更

上記の内容の全てに日時の設定を変更することができます。

1ヵ月や半年先でも変更できるので、旅行先で夕日の写真を撮るときにも使えます。

有料版は場所の変更と、月、天の川の情報が追加

3Dコンパスによる月の位置、月の形、天の川の位置

無料版の太陽の位置に加えて月の位置が確認できるようになります。

また月の形や満月、新月の日にちも検索可能です。

ARによる太陽と月の位置、月の形、天の川の位置

カメラを使ったARによる太陽と月と天の川の位置が分かるようになります。

ARに表示される月の形も現在の月の形が表示されます。

測定地点の変更

無料版は現在地の天体の位置でしたが、有料版は測定する場所を変える事ができます。

ストリートビューを利用したAR

ストリートビューの画面をARのように利用でき、現地に行った際のイメージも掴みやすいです。

写真の機会

夜空で何を撮るのにおすすめのタイミングか教えてくれます。

サンサーベイヤーの 使い方

有料版でスクリーンショットを撮影しているので、無料版とは画面が少し異なるかもしれません。

時間の変更

一番下の時間のバーを左右に動かすと時間の変更ができます。

時計のアイコンをタップすると日にちや時刻まで細かく設定ができます。

情報パネルの変更

時間の上のパネルは情報パネルです。

パネルを左右に動かすと太陽や月の情報が確認できます。

『情報パネルの設定』から自分がよく使う情報パネルをセットしておくとスムーズに検索ができます。

撮影位置の変更

「継続的に現在位置を追跡」がONになっていれば、常に自分の現在地の情報を表示します。

OFFにすれば、「検索」や「入力」が使えるようになります。

「検索」は地名やポイント名を入力し、「入力」ではGoogleMapなどで出てくる座標を入力します。

表示モードの変更

左上のハンバーガーメニュー（三←こんなの）を押すと表示モードの変更ができます。

写真好きには必須とも言えるアプリです

このアプリの特に活躍する場面はやはり風景だと思います。

ダイナミックな夕日やドラマチックな夜景を撮るなら必須ですし、月の状況がわかっていないと星の撮影もできません。

しかし活躍するのは風景だけではありません。

ポートレートや花を撮るにしても、太陽は重要な光源なので把握しておいた方が間違いなく撮影はスムーズに進みます。