正解より、納得を。|α6000から辿り着いた、機材選びの結論

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昔の僕は、いわゆるガジェットオタクでした。

機材のスペックや新しい機能をどんどん追いかけ、それが「良い写真」への近道だと信じて疑わなかったのです。

初代のα6000から始まり、APS-C、フルサイズへ。

より高い数字、より大きなセンサーを求めて「正解」を追い求めていた日々は、今振り返ればどこか空虚な迷走でした。

しかし、2020年頃。多くの機材を通り過ぎ、数字を追い切った末に、僕はあえてマイクロフォーサーズという選択をしました。

カタログスペック上の「正解」ではなく、自分にとっての「納得」はどこにあるのか。

「これ以上、何が必要なのだろうか」

自分の表現において、もはや不足も過剰もない。そう確信できる場所に辿り着いた、僕なりの機材選びの結論を記録しておきます。

目次

俺のカメラ機材遍歴:買い替えの歴史

APS-C時代:「撮れた!」という感動のはじまり

α6000で撮影
STEP
彼女と共にカメラスタート:α6000(APS-C)+キットレンズ

面白かったというより「思った写真が撮れない」というマイナスイメージが大半。

とりあえずデートのついでに持って行っていた。

STEP
写真の面白さを知る:SEL1018(APS-C)

面白さを模索する中で思い切って購入。

このレンズが写真(構図)の面白さを教えてくれた。

STEP
キットレンズからのステップアップ:SEL1670Z(APS-C)

キットレンズの出番は無くなった。

次第にα6000ではカスタムボタンが少なく融通が利かなくなってきました。

フルサイズ時代:性能の重要性を知る

α7IIIで撮影
STEP
念願のフルサイズ:α7II(フルサイズ)

ボディのみを購入し、APS-Cのレンズをクロップして使い回す。

α6000のストレスは一気に解消。

水を得た魚。本当に気持ちいい使い心地だった。

STEP
すぐに追加したSEL1635Z(フルサイズ)

APS-Cのレンズを使いまわすと言ったが、あれは嘘。

我慢できなかった。

STEP
ボディ更新:α7II→α7III(フルサイズ)

握りやすく、操作感も大幅に向上。

STEP
星撮りのために:フォクトレンダー21mmF1.4(フルサイズ)

α7IIIの移行でノイズがかなり減少。星撮りに興味が湧いてきたので購入。

しかしほぼ使わず。

自分の「買ったら撮る」は「買っても撮らない」という性格を知る

STEP
新たな一本:SEL100F28GM(フルサイズ)

結婚と子どもの誕生を記念して中望遠を追加。

STEP
身近な被写体へ:LAOWA 60mm F2.8 2X ULTRA MACRO(APS-C)

子どもが生まれ、遠出が難しくなってきたので近所の虫を撮影。

Aマウントが安売りしてたのでつい。

最初はクローズアップレンズやリバースマウントを使っていました。

STEP
鳥撮りのはじまり:Sigma 100-400(フルサイズ)

冬は虫がいないため、鳥が新たな被写体に。

妻には「運動会用」と説明。

マイクロフォーサーズ時代:カメラを被写体に最適化

OM-1で撮影
STEP
新たな挑戦:OM-1(MFT)

虫も鳥も快適に撮りたいという思いからOM-1を導入。

STEP
鳥撮りの相棒:Olympus 100-400(MFT)

35mm判換算200-800。

予想通りの仕事ぶり。

いや、虫も撮れるので、予想以上。

失敗はあっても後悔はない

α6000とキットレンズで撮っていた頃には、「思うように撮れないな」と思っていた自分がいました。

今になって思うと、よくこの段階で諦めずに続けたものだなと我ながら不思議に思います。

思うように撮れず、楽しい記憶すらあまりない。

それでもカメラを手放さなかったのは、どこかに“もう少し撮れるようになりたい”という小さな希望があったからなのかもしれません。

あの“撮りたいのに撮れない悔しさ”こそが、次の一歩を踏み出す原動力でした。

そこから始まった試行錯誤の日々の中で、広角ズームを購入して初めて「撮れた」と思える納得の写真が撮れました。

たくさん失敗をして、やっと掴んだ小さな成功が、僕にとっての“写真の楽しさ”の始まりでした。

あのとき感じた「写真が楽しい」という気持ちは、今もずっと燃え続けています。

α6000とキットレンズは自分の原点。今も手元に残しています。

思うような写真が撮れない時はこれ

俺のデジモノ手記


01 思考の章

写真は、楽しければ良い


02 技術の章

カメラで、遊ぶ


03 表現の章

「誰か」の真似は、もう終わり


04 結実の章

今の僕の答え


付録

使用機材とカメラ設定

目次