親の望みの一つとして、「我が子と趣味を楽しみたい」という事は誰もが一度は思うのではないでしょうか。
そう!俺は子供とカメラを楽しみたい!!
今まで、トイカメラを与えてみたり、ピンホールレンズを作ってみたりと、あの手この手でカメラに触れさせていますが、今回は富士フイルムの「写ルンです」を使わせてみました!
写ルンですと言えば、下記の要領で簡単にできる、昭和世代にとっては”なじみ深い”程度では片づけられないほどお馴染みのカメラです。
- ダイヤルを回す
- ダイヤルが止まる(装填完了)
- シャッターを押す(明るさもピントも固定)
しかし子供の年齢は6歳(保育園の年長)と4歳(保育園の年小)。
二人にどのような写真が撮れて、どのような所が難しかったのかなどを紹介していきたいと思います。
当ブログのポリシーとして「自分の撮った写真しかアップしない」という事があるのですが、この記事は作例として子供が撮った写真を作例として差し込んでいます。
幼児に写ルンですは使える?
旅行の予定は、初日に長女が希望した遊園地、二日目は次女が希望した博物館です。
使い捨てというメリットを発揮するべく、自分のカメラと分かるように、前日にシールでデコレーションしてから就寝。
遊園地に到着して改めてカメラを渡すと、二人ともインスタントカメラに興奮気味でした。
まずはカメラの使い方を伝え、試し撮りを1枚。
長女は問題なく装填からシャッターまで押せましたが、次女にとっては装填のダイヤルが少し固く、フィルムの巻終わりも分かりにくかったようでした。
伝える事は伝えた!さぁ、好きに撮れ!!
幼児は数字が苦手
長女と次女に共通している問題点として、フィルムの残数のカウントダウンができませんでした。
長女はもうすぐ小学生という事もあり、何となくは理解していたようですが、次女はバンバン撮りまくるので、フィルムの残数は常に親の監視下にありました。
落ち着け!お前のメインは明日(博物館)だ!!!
ハナから説明を諦めていた部分として、ピントとフラッシュの範囲は理解できないだろうと思い説明すらしませんでした。
ちなみに、ピントは1M〜無限(1Mより近いとピンボケ)、フラッシュは1〜3Mまでです。
使いこなせない事も思い出であり記録。これもカメラの役目。
フィルムにしか出ない味
カメラ好き、フィルム未経験の僕としては、フィルムの表現力には本当に驚かされました。
もう作例を数枚出しているので、フィルム独特の雰囲気を説明する必要は無いでしょう。
この感じ、編集でも出せるだろうか。
ちなみに写ルンですのスペックや設定は以下のようになっています。
- マニュアル露出
- 絞り:F16(固定)
- シャッタースピード:1/140(固定)
- 感度:400(固定)
- ピント:固定
最近のカメラはコンピューター制御で明るさのコントロールを行いますが、写ルンですの機能と表現力を見ると、最近のカメラは写りすぎる代わりに何かを失っているのではないかとすら感じてしまいました。
写ルンですくらい写れば良いんです。
子供の意外なセンスが見えたかも
我が家では次女より長女が美的センスが高く、色使いを保育士さんに褒められたり、絵が入選したりといった事は、次女より長女の方が多かったです。
写真のセンスも長女の方を楽しみにしていたのですが、実際に撮った写真を見てみると、次女の方が写真は上手でした。
分析すると、長女は「アレが撮りたい!!」と好きな物や撮りたい物は明確なのですが、テンションが上がるのか水平が取れておらず、完成度が低め。
次女は長女より水平を取る事が上手で、被写体さえキチッとしていれば完成度は自ずと付いてくる形です。
またカメラで遊ぼうな我が子よ!
コスパよくフィルムをプリントする方法はこちら。