僕はカメラが趣味です。
そんな僕の父親もカメラが趣味です。
よく妻に「お義父さんにプレゼントを買いたいんだけど」という相談をされます。
「カメラが趣味だから、カメラ関連の物を」という流れになる事も多いのですが、最終的に食べ物や花など、カメラから離れていく事も珍しくありません。
妻と一緒にネットで調べた事もありますが「カメラ好きにオススメのプレゼント」といった記事に出るプレゼントは、カメラ好きの僕から見ても「こんなん絶対失敗する!」という物ばかりなのです。
というのも、カメラ好きへのプレゼントってかなり面倒なジャンルなんです。
カメラ好きへのプレゼントってこんなに面倒
プレゼント選びを面倒にしているたった1つの要因が撮影の被写体。
- スナップ
- 鉄道
- 風景
- ポートレート
- 物撮り…etc
上記のように、写真の被写体というのはとても幅広いものです。
そして被写体が変わると、カメラの周辺機器も変わってきます。
カメラバッグは入れる機材に合わせて買う
カメラバッグは見た目よりも、機能で選ぶ事が多いです。
撮影のジャンルが変わるとレンズや周辺機器も変わるため、カメラバッグは入れる機材に合った物を選びます。
デザイン優先で購入すると、「いや、この機材入らないし」「今持ってるカメラバッグで不満無いんだけど」という事態になる事は容易に想像できますよね。
それにカメラは良いものになると10万円は余裕で超えてきます。
そんなカメラを守るカメラバッグは当然堅牢で信頼できる物でなければいけません。
とあるデータによると、プレゼントの相場は5千〜1万円前後だそうですが、その価格帯で高価なカメラを安心して運べるカメラバッグは無いように思います。
ストラップもファッションアイテムではない
ストラップもカメラバッグに近いものがあります。
風景や鉄道など、雨の中でも撮影する人にレザー系のストラップはNGですし、ポートレートや物撮りがメインの被写体の人は「ストラップは邪魔になるから使わない」という人もいます。
また、カメラのストラップは取り付けが意外と面倒であるため、ファッションに合わせて変えるような物ではない事も覚えておきましょう。
「それでもストラップをプレゼントしたい」という人は、ストラップを簡単に交換できるPeak Designのアンカーリンクスというアイテムも一緒にチェックしておきましょう。
そもそも大体揃っている
元も子もないのですが、必要な機材はそもそも揃っている人が多いです。
欲しい物といえば、よりグレードの高いカメラやレンズとなりますが、プレゼントとしては予算オーバーでしょうし、カメラのメーカーやマウントの知識も必要になるので、現実的ではありません。
実際に僕も父も必要な機材はほぼ揃っていますから。
それでもカメラ関連のプレゼントがしたい
ここからが読者の方の気になる所でしょうか。
僕がカメラ好きとして貰って嬉しいと思うプレゼントをピックアップしてみました。
ちょっと少ないから、随時更新していきたい。
インスタントカメラ
デジタルカメラが主流の現在。フィルムカメラの緊張感というのは無縁となりました。
あの頃の緊張感を思い出して(経験して)もらうために、フィルムカメラなんてどうでしょう。
カメラバッグにも入りやすいコンパクトなボディなので、メインの撮影の合間に楽しむカメラとして持ち出してくれるのではないでしょうか。
不自由を楽しむという現代ならではの贅沢よ。
カメラ用グローブ
カメラを使いやすくするために、人差し指と親指が簡単に開けられるようになっている防寒用の手袋です。
かゆい所に手が届く系のアイテムなので、持っていない人も多いと思います。
カメラをガシガシ使う人にとって、カメラ用グローブは消耗品でもあるので、貰っておいても損はありません。
僕も普通の手袋で我慢してます。
「写真が趣味のアマビエ」バッグチャーム
コロナ渦で有名になった妖怪 アマビエがバッグチャームとなって登場!
スマートタグや小銭が入る、とても小さなバッグチャームです。
妻から僕の父親へ、プレゼントの一部として渡しました。
好きな写真家の写真集
カメラが趣味だと、憧れのカメラマンも居るものです。
紹介した通り、被写体にジャンルがあるので、ある程度のサーチは必要ですが、写真集は写真好きでも手が出にくい物なので、プレゼントすれば喜んでくれるでしょう。
少しだけ僕の好きなカメラマンとその写真集を紹介します。
風景写真家 中西敏貴
北海道美瑛をメインに活動する風景写真家です。
良い意味で「北海道って日本じゃなかったんだ」と思わせてくれる写真ばかりです。
鉄道写真家 中井精也
テレビ番組の露出も多いので、最も有名な写真家かもしれません。
鉄道をダイレクトに写す事がメインだった鉄道写真から、「ゆる鉄」という新しいジャンルを生み出した人物でもあります。
動物写真家 井上浩輝
動物の毛並み1本1本まで丁寧に描写する、まさに現代の動物写真家。
キタキツネをメインに、エゾリス、シマエナガなどを撮影しており、自然の中で生きる動物のリアルが写真集になっています。
ポートレート写真家 HASEO
まるでCGを使っているかのような写真ですが、HASEO氏はCG、合成無しという拘りを持って撮影する写真家です。
絵画に影響を受けており、独自の世界観は必見です。
カメラのキタムラで大きくプリント
- この1年で一番お気に入り
- 子供、孫が可愛らしく撮れた
- コンテストで入選した
写真が趣味だと、お気に入りの写真など選べないほどにあります。
良い写真ほど大きくプリントして飾りたいものですが、自分の写真を自分で飾るのは少し気恥ずかしいので、是非プレセントしてあげてください。
「お気に入りの写真を1枚送って」と言えば、嫌がる人はいないので、気軽に一声かけましょう。
幅広い価格帯が魅力で、安い物ならプリントが約1000円、高い物になるとウォールデコが約25000円まであります。
- プリント+自分で額を購入
- プリント+キタムラで後加工サービス(パネル・裏打ち)
- ウォールデコ
僕が何度プレゼントされても嬉しいのはコレかなぁ。父親へのプレゼント用にギフト券タイプも出してほしい。