STFという名前の付くこのレンズは少し特殊なレンズです。
アポダイゼーションフィルターという特殊なフィルターが内部にあり、F2.8相当にボケますが、実際はF5.6と少々暗めの単焦点レンズとなっています。
このF5.6ですが、正しくはT5.6という呼び方で、Tナンバーと呼ばれます。
アポダイゼーションフィルターの搭載されたレンズは、紹介したようにレンズの明るさが落ちてしまうのですが、それと引き換えに、綺麗なボケ味が出せるレンズとなっています。
実際に使った感想としては、確かに綺麗なボケ味です。
そしてピント面はしっかりとシャープに写っており、キレの良いGマスターの素晴らしさを体感できます。
一方で、あまりのキレとボケ味の良さから、背景が合成写真のように見える事があるのが玉に瑕です。
俺
贅沢な悩みかな
全ての写真で編集、トリミング等を行なっています。