α7IIからα7IIIの大きな変更点として、イメージセンサー(映像素子)が裏面照射型に変更されました。
裏面照射型の特徴のひとつに、光を通しやすく高感度でもノイズが出にくいという点があります。
α7IIIの裏面照射型センサーについては下のリンクからどうぞ
今回の記事ではα7IIIの前モデルにあたるα7IIとISO感度の高感度耐性を比較していきたいと思います。
ホームページでは1.5段ぶんの高感度耐性と書かれていますが、実際に比較してみました。
撮影条件
- レンズ SEL1635Z 35mm
- 撮影モード 絞り優先オート F4.0
- シャッタースピード オート
ホワイトバランスの設定を忘れていたので、Lightroomで調節しています。
絞りをF4.0に固定でISO感度を800から一段ずつ上げていき、シャッタースピードで自動的に露出が調節されていきます。
ロケーションは同じですが、α7IIは売ってしまったので撮影時期が異なります。
比較する画像
前回と同じテストスポットです。
実際に比較
ISO800
当然双方まだまだ余裕
ISO1600
若干α7IIの方がザラついてきましたが、まだまだいけます。
この辺りからα7IIIにもノイズが出てきました。まぁまだ双方ともに許容範囲です。
ISO6400
α7IIのISOオートの初期の上限設定です。個人的にはまだ許容範囲ですが、わりと目立ちますね。
α7IIIもかなりノイズが目立ってきました。
ISO12800
α7IIIのISOオートの初期の上限設定です。こっちも上限ではありますが、個人的には許容範囲です。
α7IIはもうキツいですね。
ISO25600
もうα7IIは無理ですね。ザラザラです。ちなみにα7IIはこのISO25600が最大です。
α7IIIも限界近いですね。
番外
α7IIIのISO感度をさらに1段上げてみました。
かなり近いノイズの乗り具合じゃないでしょうか。
まとめ
高感度の比較をしてみましたが、体感としては1段くらいで、公式の1.5段ほどの体感はありませんでした。
世間ではこの高感度耐性はα7SIIに匹敵すると言われています。
α7SIIは裏面照射型センサーではありません。
α7SIIIが出るなら、ほぼ確定で裏面照射型でしょうし、高感度耐性はどれくらいになってくるんでしょうね。
今回使ったもの
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