PS4用ソフトUnmechanical: Extendedのレビューと感想です。
タイトルが長いので、アンメカニカルで統一していきたいと思います。
Teotl StudiosとTalawa GamesによってPC用のインディーゲームとして開発、発売されました。それが無印の「Unmechanical」です。
その後、Grip Digitalが参加してエピソードが追加されたものがこの記事で紹介する「Unmechanical: Extended」になります。
日本のローカライズへはクロスファンクションが行っています。
ちなみにどのメーカーも初耳でした。
概要
パズルアドベンチャーで、アクション要素はほとんどありません。
ボタンの役割もキャラクターの移動を除けば、グラブ(掴むアクション)とヒントの2つしか役割がありません。
子供から大人まで遊べるシンプルなアドベンチャーです。
下の画像はグラブとヒントを同時に行っています。
できる事はこの2つのアクションのみ。
体力や残機もないので、アクション要素が苦手な人も気軽にプレイできます。
メニュー画面以外にテキストやセリフはなく、ストーリーはプレイヤーの想像で補っていきます。
ムービーシーンもオープニングとエンディングに少しある程度で、無いと言っても過言ではありません。
感想
総プレイ時間は12時間くらいでしょうか。
2周目や攻略サイトを見ながらなら、数時間でクリア&トロフィーコンプまで可能です。
1000円強とロープライスなゲームで、内容もそれなりのものでした。
ロープライスのゲームは、ゲーム性は少なくてもストーリーや雰囲気が良いゲームが多いので、そっちを期待していましたが、あまり没頭できませんでした。
あえてテキストやセリフを使わなかったのだと思いますが、主人公が機械だという事もあり、感情も読み取りにくく、ひたすら謎解きをしながらゴールを目指しているだけでした。
ヒントはイラストで出てくるのですが、ヒントが出ても難しいパズルは解けない!
パズルの意味もゴールも分からないので、ヒントの意味もなく完全に詰みます。
パズルの解読に時間がかかっている時には、更にヒントが出てくれたりすれば良かったです。
(攻略サイトいくつか見てしまいました)
崩したオブジェクトに埋もれて、進行不能になる事がありました。
一度ゲームを終了して、ロードし直せば問題なく進めましたが、バグ取りの段階でなんとかならなかったのでしょうか。
まとめ
近未来的、かつレトロな感じのステージが合う人にはいいかもしれませんが、私にはイマイチ合いませんでした。
(近未来でレトロとか私の大好物のはずなのですが…)
トロフィーコンプも簡単ですが、プラチナトロフィーもないので、トロフィー目的でやる価値も少ないです。
ストーリーの短いパズルゲームをプレイしたい人はダウンロードしてみてはいかがでしょうか。