SEL100F28GMが欲しいけどTナンバーが気になって買うに踏み込めない

そろそろ子どもが1歳になるので、外での撮影用に中望遠のレンズの購入を考えています。

私はソニーのα7IIを使っているので、Eマウントのレンズが欲しいのですが、Eマウントの中望遠といえばやっぱりSEL100F28GMではないでしょうか。

SEL100F28GMはアポダイゼーション光学エレメントと呼ばれる特殊フィルターを採用したレンズで、このアポダイゼーション光学エレメントを採用したレンズは写真家の中でも評判が高く、「このレンズのボケ味に勝るレンズはない」と言われるほどです。

アポダイゼーション光学フィルターとは

ソニー SONY 単焦点レンズ FE 100mm F2.8 STF GM OSS Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL100F28GM

撮影サンプルなどを見ればわかりますが、ボケ味が滅茶苦茶綺麗です。細部までなめらかにボケます
また口径食が起こりにくい構造で、周辺光量落ちやボケの形状が周辺部でレモンなどの形状に変化する現象もほぼありません。

アポダイゼーション光学フィルターを搭載するレンズにはTナンバーという数値が設定されています。アポダイゼーション光学フィルターはレンズが暗くなるという特徴があり、その暗くなった実際のF値がTナンバーです。

Tナンバーについて

SEL100F28GMのTナンバーは5.6で、「F2.8相当にボケるけど、実際のレンズの明るさは5.6だよ」という事です。F2.8が5.6まで暗くなると2段分です。

手ブレを考慮してシャッタースピードを固定していたとすると、ISO感度だけでカバーしていく事になります。
もしもF2.8のISO400で撮影していたなら、T5.6のこのレンズではISO1600まで上げて撮影する事になります。
日中の外ならT5.6の明るさでも問題ないかもしれませんが、日中の室内や夜にはT5.6の明るさだとISO6400くらいまで上げないとキツイかもしれません。

暗いことは悪いことなのか

このレンズは主にポートレート向けのレンズだと思います。

ポートレート撮影ではストロボを使う事も多いのですが、明るいレンズでは自然光が強い場合はISO感度を下げてもシャッタースピードが短くなってしまう事があります。
シャッタースピードが短くなってくるとストロボの発光よりもシャッターの反応の方が早く、ストロボの効果が得られなくなってきます。そういった時のためにハイスピードシンクロでストロボの発光速度を上げる事ができますが、ハイスピードシンクロはストロボのバッテリーを多く消耗してしまいます。

レンズが暗いとシャッタースピードを上げる必要がないので、ハイスピードシンクロが不要です。

暗さをシャッタースピードでカバー

暗さをカバーするにはISO感度を上げる以外に、シャッタースピードを伸ばすという選択肢もあります。

一般的には「1/焦点距離」が手ブレしないと言われています。
SEL100F28GMの焦点距離は100mmなので1/100秒が手ブレしないギリギリのシャッタースピードです。

SEL100F28GMにはレンズに手ブレ補正が搭載されています。
レンズには〇段といった表記はされないので、実際にどれくらいの手振れ補正が効くのかは不明です。

私が使っているα7IIにはボディーに手ブレ補正が搭載されています。
4.5段の手ブレ補正なので、レンズが2段暗くなったからといってもカバーできそうです。

実際に投稿サイトでSEL100F28GMで撮影したデータを見てみると、シャッタースピード1/50秒で撮影した写真もあり、1/100秒より長いシャッタースピードでもきちんと手振れ補正でカバーできるようです。

動く子供は難しそう

私の主な被写体は子供です。動く子供の撮影となると、シャッタースピードは大体1/500秒くらいが目安です。
T5.6ではシャッタースピード1/500秒で撮影しようと思うと、屋外での撮影でもISO感度を上げて撮影する必要がありそうです。

このレンズで室内で撮影する事は少ないと思いますが、室内で1/500で撮影するのは難しいと思います。

まとめ

究極のボケを求めてこのレンズが欲しくなってきたのですが、暗さがやはりネックです。
動く時はあきらめて別の明るいレンズで撮影するしかなさそうですね。

同じクラスの中望遠というと評判の良いSEL85F14GMか、コスパ重視でSEL85F18でしょうかね。

そろそろCP+で新製品も発表されそうですし、まだまだ私の貧乏生活は続きそうです。

今回紹介したレンズ

関連コンテンツ