オリンピックのeスポーツについてゲーマーが思うこと

2020年の東京オリンピックに向けてeスポーツが協議として導入されるかが話題に挙がっています。

知っている人も多いと思いますが、eスポーツは『electronic Sports』の略で、ゲームを競技として競うものです。

eスポーツとして代表的なゲームは、対戦格闘ゲームの王道であるストリートファイターや、日本ではあまり浸透していませんがリーグオブレジェンドも世界的に有名です。

海外と日本のスポーツに対する認識の違い

日本ではスポーツというと野球やサッカーといった身体を動かす競技の事を指します。
これが原因で日本では「eスポーツはゲームなんだからスポーツとは違う」という意見も多く見られます。

スポーツ=身体を動かす事 という認識は日本独自のもので、海外では一定のルールが決まっていて勝敗が分かれるものをスポーツと呼びます。
eスポーツは海外から来たものなので、そういった人認識の違いというのが生じても仕方ありません。

でも日本でもカーレースの事をモータースポーツって呼んだりしますよね。
日本で将棋や囲碁をスポーツと呼ぶと笑われますが、海外では頭脳を使う競技をマインドスポーツと呼ばれ、スポーツとして扱われています。

日本のゲームに対する偏見

特に日本はゲームが子供の遊びという考えも根強くあります。
しかし海外ではゲームは映画並みの規模で作られる立派な産業だし、身体も痛めにくいので一生の趣味としての認識すらあるほどです。

そういったギャップが日本と海外での熱量の差を生んでいるんだと思います。

余談ですが、eスポーツの選手たちはプロのスポーツ選手と同じくらいの動体視力や判断力があるそうです。
見た目は身体を動かすスポーツと違いますが、細かく見ると共通点もあります。

スポーツの語源

sport という語は 19世紀から 20世紀にかけて使用されるようになった英語です。その語源はラテン語の「deportare」です。 この語は、日々の生活から離れること、すなわち、気晴らしをする、休養する、楽しむ、遊ぶなどを意味しました。 そして「deportare」は中世フランス語では「desport」と呼ばれ、14 世紀にイギリス人が「disport」として使用し、 16世紀にsporte、またはsport と省略されて使用されるようになったと言われています。 このように言葉は変わっていますが、言葉が持つ意味として「遊ぶこと」の本質は変わっていません。 スポーツを通して遊び、楽しむことに時代は関係ないですね。

出典元:第1回 スポーツの語源 « 基礎教育センター活動ブログ

もともとスポーツは普段の生活から離れて遊ぶ、ラテン語のdeportareが転じてスポーツと呼ばれるようになりました。

確かにゲームとサッカーや野球は違います。
しかし元をたどっていけば、ゲームも野球も人生の気晴らしとして世界中で楽しまれているものです。

そもそもオリンピックはスポーツの祭典です。
オリンピックの種目についても縛りがあるわけではないので、eスポーツに対してもっと寛大な気持ちでもいいのではないでしょうか。

eスポーツをオリンピック競技にするのか

ここからは私の個人的な意見です。

私はゲームが趣味ですし、eスポーツの話もよく耳にします。
日本の選手が大会で良い成績を残したと聞くと本当に嬉しいです。

ただeスポーツをオリンピック競技として導入するのは反対です。
理由としては、やっぱりオリンピックは身体を競う場であって欲しいからです。

eスポーツは比較的新しいスポーツですし、競技としてはモータースポーツやマインドスポーツの中間に位置すると思っています。
モータースポーツやマインドスポーツがオリンピックとして参入する事があれば、eスポーツも参入する頃あいではないでしょうか。

まとめ

私はゲームが好きなので、たくさんの人にゲームの良さを知ってほしいと思っていますが、その場にオリンピックは相応しくないと思っています。

最近は色々な番組の特集でeスポーツも脚光を浴びるようになってきました。
しかしeスポーツやゲームの面白さを広めるためには、一時的な大きな脚光よりも、長く一定の火が付いている状態が良いと思います。

いずれは当たり前のように朝の情報番組でプロゲーマーの○○選手が世界大会で優勝 なんてニュースを聞ければいいですね。

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