ネバーエンディングナイトメア レビューと感想

PSストアで前から気になっていたネバーエンディングナイトメアが値引きされていたのでダウンロードしてみました。

ネバーエンディングナイトメアはインフィニタップ・ゲームズの開発したホラーゲームです。

製作者であるマット氏が以前のゲーム製作の過酷な制作環境から、自身の精神病を悪化させた事からインスピレーションを受け、このゲームが制作されました。

あらすじ

精神病のトーマスは悪夢に悩まされていた。

悪夢から目を覚ませば、また悪夢が待っている。

悪夢で出会うガヴィという女性は「妻」でもあり「妹」でもあり「娘」でもあり「精神科医」でもある。

果たしてトーマスは悪夢から目を覚ます事ができるのか・・・

ゲームの特徴

「全てにおいてシンプル」と言えるゲームです。

まずボタン操作。
キャラクターの移動を除けば、走る(R1orR2)、調べる(〇or✕)の2つのみです。
これには理由があり、あえてボタン操作をシンプルにする事でプレイヤーに恐怖に没頭してもらうためだという事です。
また主人公は喘息持ちです。あまり走りすぎると発作で立ち止まってしまいます。

グラフィックは白と黒がメインのコミカルなデザインです。
コミカルと言ってもあくまでホラーゲーム。このモノクロなデザインがおどろおどろしい雰囲気を助長しています。
触れるオブジェクトにだけ着色してあり、探索に迷う事もなく恐怖に没頭してもらうという点を補助しています。

タイトル通り「終わらない悪夢」の話です。死ぬ事はあっても悪夢から目は覚めません。
残機はないので、ゲーム自体の難易度も低めです。

感想

よく外国産ホラーにある「ドンッ」というホラーです。日本製の「ゾクゾク」するホラーではありません。そしてグロい表現も多いです。
しかしコミカルなグラフィックがそれをいい具合に中和してくれています。
(これがリアルなグラフィックだと私はグロすぎてプレイする自信がない)

このゲーム独特の雰囲気は他のゲームでは味わえません。
ゲーム中は基本的に自分の喘鳴(喘息の発作のときの息づかい)と足音くらいしか聞こえません。
一応音楽もあるようですが、次にくるイベントにドキドキしてほとんど記憶になく、エンディングまで本当に恐怖に集中している自分がいました

ゲーム自体の難易度も優しめで、何度も死ぬことはあると思いますが、クリアできないほど難しくはありません。ちなみにノーヒントです。

全体的なボリュームは価格なり半日あればトロコンまで可能です(プラチナはなし)。
ギミックもやや少なめで、もっとドッキリする場面が多くても良かったですし、謎解きパートなどがあっても良かったかなと思います。

マルチエンディングなので全てが実際にあった事ではないと思うのですが、自分自身の経験がテーマという事で、本当に起こった事と着色している部分をクリア特典などで知りたかったです。

まとめ

ボリューム的に一日でクリアできるけど、マルチエンディングなので、夜に部屋を暗くしてじっくり楽しんでほしいゲームです。

続編にも期待したいところですが、製作者のマット氏が本作で引退を公言しているので、マット氏による続編の期待は薄いでしょうね。

お手軽なホラーを味わいたい人は是非プレイしてみてください。お手軽ですが十分怖いです。

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