ライフイズストレンジ ビフォーザストーム レビューと感想

ライフイズストレンジ ビフォーザストーム。クリア&トロコンまで終わったのでレビューを書いていきます。

前作のライフイズストレンジはフリープレイで購入したのですが、あまりに面白かったので、今作は発売日に購入してしまいました。

ライフイズストレンジ ビフォーザストームは前作ライフイズストレンジより過去の物語です。
前作のライフイズストレンジは”バタフライ効果”と呼ばれる「蝶の羽ばたきで竜巻は起きるのか」というカオス理論が作品のテーマに盛り込まれており、作中でも竜巻が起こります。

ビフォーザストームというタイトル通り、今作は前作ライフイズストレンジで竜巻が起きる前の話です。

過去の出来事にテーマを置いた作品なので、どちらを先にプレイしても楽しめる作品になっています。
個人的には先に前作をプレイした方が、今作への興味がわくのではないかなと思います。

前作のレビューは下のカードからどうぞ

ライフイズストレンジ レビューと感想

2017年8月15日

ボーナスエピソードとして少年時代のマックス(前作主人公)とクロエとの別れのエピソードも入っています。

前作を含むネタバレはしないように頑張って書いていきます。

概要

今作は前作で主人公を務めたマックスの親友である、クロエ・プライスが主人公となっています。
そしてクロエと行動を共にするのは前作で謎の失踪をしたレイチェル・アンバーです。

前作同様に2択のマルチエンディングです。
自分の選択によってストーリーが変わってきますが、基本的なルートは1本道です。

前作主人公のマックスは時間を巻き戻す能力を手に入れましたが、クロエは特に能力は発現せず、最後まで普通の人です。

余談ですが、前作ライフイズストレンジは女の子同士がイチャイチャする百合ゲーとも言われていましたが(私は全然気づかなかったけど)、今作も百合要素満載で「ちょっとやりすぎやろ…」と前作では百合要素を感じなかった私も今作はさすがに実感できました。

特徴

バックトークチャレンジ

今作の新システムとして導入されたバックトークチャレンジ
いわゆる口喧嘩で、いかにもクロエらしいシステムです。

相手の発言から適切なセリフを言い返して、言い負かしたり説得したりします。
勝敗によってストーリーに大きな変化はありませんが、勝ちも負けも両方見ておきたいくらいセリフが大幅に変わります。

写真から落書きへ

主人公がマックスからクロエに変わった事で、写真から落書きへ変更されました。

今作はこの落書きがトロフィーになっています。
写真よりオブジェクトが大きいので見落としが少なく、1周目でかなりの落書きが回収できました。

あらすじ

父親が交通事故で死んでしまい、親友も遠くへ行ってしまい、何もかも上手くいかずすっかり不良少女となってしまったクロエ。
そこに現れたのは学校で成績優秀、容姿端麗なレイチェルでした。

「自分とレイチェルが釣り合うわけない」
そう思いながら、レイチェルとの出会いに特別な何かを感じていました。そしてそれはレイチェルも同じでした。

レイチェルの誘いで学校をサボっていると、ある時を境にレイチェルの態度が急変します。

レイチェルを失いたくない。この出会いが自分の何かを変えるはず。クロエは必死の想いでレイチェルの心にしがみつきます。

この時レイチェルに起きた事とは・・・

感想

プレイ前はレイチェル失踪事件への導入の話なのかと思っていましたが、レイチェルの失踪へ繋がるストーリーはほぼありませんでした。
若干拍子抜けしてしまいましたが、10代の青春ストーリーは相変わらず面白いです。

そしてプレイ中に良いタイミングで入ってくる良い音楽もゲームの雰囲気にとても合っていて、ストーリーにより深みを与えています。

クロエには時間の巻き戻しなどの特殊能力は一切ありませんでしたが、勝気なクロエの性格にも合っていたし、会話やイベントが一発勝負になるので、前作よりは考えてプレイするゲーム性は上がっていました。
(というかアドベンチャーで時間の巻き戻しとか完全にタブーやろ…)

時間の巻き戻しは内向的で優しいマックスに合った特殊能力だったと、今作をプレイして改めて実感できる作品でもありました。

マニアックな話ですが、開発環境がフランスのDONTNODからアメリカのDeck Nineに変わっています。
しかし、前作の良い所や特徴はしっかりと継承されていて、ほとんど開発環境の変化は感じませんでした。

悪かったところ

時間の巻き戻しがないので、一発勝負な点は良かったのですが、逆にいうとストーリーはサクサクと進みがちで、4000円弱のミドルプライスとしては若干ボリューム不足だと感じました。

また本編とは関係ないのですが、ムービーや会話のスキップがありません。
トロフィーの回収や同じ会話を聞いてしまったときはややストレスでした。

まとめ

主人公のクロエは10代にして父親が交通事故で死んだという、少し珍しい人生ではありますが、同時に10代の思春期の悩みも抱えています。

大人には学生時代の気持ちを思い出してほしいし、学生には周りも同じ悩みを抱えていることを知ってほしい。

とてもメッセージ性の強い作品です。

是非、良いストーリー、良い仲間、良い音楽の中で一人の女の子の青春を体験してみてください。

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