FeliCa非搭載端末でもNFC決済が可能になるINCIRプロジェクトが始動!

タッチ決済は使っていますか?

日本で主流のタッチ決済というとnanacoやQUICPayなどがありますが、これらはFeliCaチップによるタッチ決済です。

FeliCaは国際規格になっていてNFC-Fという名前が付いているものの、採用している国は日本くらいでガラパゴス状態となっています。

NFCとは

近距離無線通信を意味する、Near Field Communicationの略称です。

日本でNFCというとNFC-FのFeliCaが一般的ですが、海外ではNFCというとNFC type A/B(以下NFC A/B)の事を言います。

ガラパゴス状態の悪い点として、海外のスマートフォンの多くはFeliCaチップが搭載されていないので、日本ではタッチ決済が不可能な事です。
(普通に考えて日本1国のためにわざわざFeliCaチップを搭載しませんよね)

そこで登場したのがINCIR(インサー)です。

INCIRとは

インサーはシンガポールのGoouteが日本に設立した会社です。

国際カードブランドであるVISAやMasterCardが推進するNFC A/Bを拡大するために、このINCIRプロジェクトが立ち上がりました。

INCIRのが開発しているメイン機器はMicro SD型のNFCで、もちろんNFC A/Bに対応します。

これが製品化されれば、NFCを搭載しないスマートフォンでもSDカードスロットを利用してNFCでの決済が可能になります。

NFC A/Bの問題点

NFC A/Bが抱える問題として、冒頭で書いたように日本ではFeliCaが主流です。

その中でわざわざNFC A/Bを導入する必要性があまりなく、NFC A/Bで決済できる店舗がとても少ないのが現状です。

2019年1月の執筆時にマクドナルド、ローソン、TSUTAYA、IKEAの4種類。

まだまだNFC A/Bが日本に浸透しているとは言えません。

なぜ日本にNFC A/Bが必要なのか

なぜこの状況でNFC A/Bを導入する必要があるのかというと、2020年には東京オリンピックが開催され、たくさんの外国人観光客が来ます。

外国は日本よりキャッシュレス決済が進んでいますが、外国で使われている決済方法はNFC A/Bなので日本ではキャッシュレス決済ができません。

そんな外国人観光客に向けて日本でもNFC A/Bを使ったキャッシュレス決済の導入が急がれているのだと思います。

まとめ

僕は海外のスマートフォンを使っているのですが、やっぱりFeliCaは搭載されていないので、スマートフォンでのキャッシュレス決済はできません。

今はカードタイプのQUICPayで決済しているのですが、やっぱりスマートフォンで決済できると荷物が減るので身軽になるんですよね。

導入は2019年秋という事で、僕は導入がとても待ち遠しいのですが、みなさんはいかがでしょうか。

気になるのはNFC A/Bで決済できる店舗ですが、INCIRの登場に合わせてNFC A/Bで決済できる店舗が増えている事を期待するしかありません。
(一応増える傾向にあるから、大丈夫だと思う…)

ちなみにINCIRのmicro SDはNFC A/Bはもちろん、SDカードとしても使えるようなのでINCIRをスマートフォンに挿入したからSDカードでバックアップが取れない という事はなさそうです。

またSDカードスロットを必要としないBluetooth接続のカードタイプも開発中とのこと。

日本のキャッシュレスの国際化を遅れさせるFeliCaという最大の問題点

2018年7月24日

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