RX10M4なんか要らんし という記事を書いていながら、店頭で触ってみるとめちゃくちゃ欲しくなってきました。
本題に入る前に軽くRX10M4の説明から。
RX10M4はソニーの望遠コンデジシリーズです。
コンデジと言ってもイメージセンサーと呼ばれる部品がコンデジと同じサイズというだけで、実際の形状は一眼レフと同じ見た目です。
望遠が得意なカメラで、運動会や鉄道の撮影にうってつけです。
ネオ一眼やRX10M4の過去の記事は下のリンクからどうぞ


実際に触ってきた感想
オートフォーカス性能
オートフォーカス(以下AF)性能が向上したというRX10M4ですが、本当にAF凄いです。
ほとんど思ったところにピントが合います。そしてめっちゃ速い。
気になったところは望遠の時の接写が少し弱かったです。マニュアルならピントが合う範囲なのに外すことがありました。
このカメラはそういった使い方をするカメラではないと思うので、あまり気にする必要はないと思います。
ソニーのミラーレス一眼にはないグリップ
ソニーのミラーレス一眼はグリップが小さく、「小指が余る」と言われる事があります。
小指が余るとしっかりと握りにくく撮影しにくい人も多数いるようです。
私もαユーザーですが、確かにグリップが小さいと感じる事があります。
RX10M4はグリップが大きく、しっかりとグリップして撮影できます。
このグリップは望遠で撮影するなら必須でしょう。
抜群の連射性能
早すぎます。
秒10枚の時は「カシャカシャカシャ」でしたが、秒24枚になると「シャシャシャシャシャ」という感じです。
何を言っているかわからないかもしれませんが、本当にこんな感じです。
気になったところ
F値
絞りは広角端でF2.4、望遠端でF4.0のF値ですが、意外とすぐにF4まで達してしまいます。
焦点距離 | F値 |
24mm | F2.4 |
50mm | F3.2 |
100mm | F4.0 |
α(アルファ)との違い
ソニーの一眼シリーズのアルファですが、所々違う箇所がありました。
α7シリーズには親指にホイールがありますが、RX10M4は親指のホイールがありません。
α7シリーズは親指で絞りをコントロールしていましたが、RX10M4はレンズに絞りのダイヤルが設けられていて、そちらで絞りをコントロールします。
つまりレンズ側だけで、焦点距離、ピント、絞りのコントロールをするようになっています。
(焦点距離はズームレバーでも調整可能)
シャッターの傾斜の傾斜がやや緩めです。
指の側面というと言いすぎですが、ちょっとシャッターが押しにくく感じました。
好みもあると思うのでこの辺りは自分で確かめてみると良いと思います。
クラシックデザインのボディーの真上にシャッターボタンが付いているカメラよりは使いやすいです。
今回欲しくなった理由
RX10M4が発表された記事で書いたように、普通に手の出る価格ではありません。
ただ今持っているα6000やAPS-Cのレンズを売ってしまえば、何とか手の出る価格になってくるのです。
今のα6000はほぼSEL1670Zが付いていて、お手軽ズーム専用のカメラとなっています。
SEL1670Zは35mm判換算で24-105mmのF4.0通しですが、これなら別にRX10M4の方が望遠も連射も強いし、いいんじゃね?と思ってしまいました。
価格も初期より若干ですが下がってきました。
まとめ
実際の所、今はRX10M4よりもα7IIIの方が気になっているので、α7IIIの発表を待っている所です。
このまま気持ちが変わらなければ、RX10M4を買ってしまうかもしれません。
小言を言えばあそこまでの連写速度は要らないので、価格を落として欲しかったです。
今回紹介した機材
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