前回の絞り値の話に続き、今回は画角についてHorizon Zero Dawnで説明してみます。
前回の絞りについては下のカードからどうぞ

画角とは
画角とは写真に写る範囲を角度で表したものです。
画角が広くなれば広角になり、狭くなれば望遠になります。
しかしレンズの表記においては「○○度」という言い方はせずに、イメージセンサーから望遠側のレンズの距離である「○○mm」と距離を使って表します。
~35mm | 広角 |
35~70mm | 標準 |
70~135mm | 中望遠 |
135mm~ | 望遠 |
個人的にはこんな感じで分類されている気がします。
特に決まりはないです。
基本的に風景等ダイナミックに撮影したい時は広角(35mm以下)を使い、野鳥など被写体が遠いと望遠(135mm~)を使用します。
被写体の大きさを変える事なく、画角を変えるとどうなるのでしょうか?
とりあえず撮影してみる
広角サンプル
広角サンプルです。
広大な地でアーロイ(主人公)が何処で何をするのか興味を引くようなイメージで撮影しました。
望遠サンプル
続いて望遠側のサンプルです。
アーロイの次の目標がはっきりと強調されているように写ります。
両方の写真とも、アーロイの大きさは同じですが、全く写りが違います。
パースと圧縮効果とその特徴
広角サンプルに見られる効果をパース(パースペクティブ)と言い、強い遠近感が生まれます。
望遠サンプルに見える変化の事を圧縮効果と言い、遠ければ遠い物ほど、近くに寄って見えます。
パース
- 長さや広大さを強調する
- 人物と風景の両方入った記念撮影できる
- 邪魔な物が入りやすい
圧縮効果
- 迫力が増す
- 被写体が際立つ
- 複数の被写体は入れにくい
- 被写体との距離が遠くコンタクトが取りにくい
撮影距離
これらの効果はレンズの効果ではありません。
広角レンズで望遠サンプルの撮影位置に立ち、デジタルズームやトリミングをすると同じ写真が撮影できます。
(画質が劣化するので、おすすめはしませんが・・・)
まとめ
なんとなく広く撮りたいから広角、遠いから望遠レンズを選ぶより、パースや圧縮効果を意識して撮影できると、また一段写真のテクニックが上がると思います。
ボツ写真
ボツ①
悪くはないけど、モ〇ハンのパッケージっぽい
ボツ②
あんまり圧縮効果関係ない
ギャラリー
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