PlayMemories Camera Apps デジタルフィルターで遊ぼう!

ソニーから配信されているデジタルフィルターというカメラアプリ。
ダウンロードしてみたので、レビューなどをしていきます。

ダウンロードはこちらからどうぞ。有料で約3200円です。
以前「スカイHDR」のプログラムをダウンロードした人は優待版があるので、通常版より安く購入できます。

デジタルフィルターってなに?

カメラにおいてフィルターというと保護フィルターからC-PL、ソフトフィルターなど様々ありますが、その中にカラーフィルターというフィルターもあります。

デジタルフィルターとはカラーフィルターを含むいろいろなフィルターの効果をカメラ内の設定やプログラムで行うものです。

デジタルフィルターを使うメリット

フィルターを購入する必要がありません。
カメラ内でデジタル加工されるので、荷物が増えません。

デジタルフィルターのデメリット

コンテストに出す際は、カメラ内でデジタル加工されるのでNGになる可能性があります。

今回紹介するアプリは後で詳しく書きますが、複数の写真を合成するので、合成写真の扱いになる可能性もあります。

ソニーの提供するデジタルフィルターの特徴

一般的なデジタルフィルターはあまり詳しい設定がありません。
簡潔なので使いやすいとも言えます。

ソニーの提供するデジタルフィルターは設定がたくさんあり、ハーフNDからカラーフィルターまでたくさんの設定があります。

また一般的なデジタルフィルターはJpegでの保存が多いですが、ソニーのデジタルフィルターはRAWで保存できる点も特徴の一つです。

撮影の前に

複数の写真を合成するので、三脚が必須です。
レリーズもあった方がいいですが、カメラ内の設定でタイマーがセットできるのでそちらで代用しても大丈夫です。

今回はα7IIで撮影しました。

今回の紹介は分かりやすいように部屋の白の壁で撮影しました。
RAWで撮影していますが、現像ソフトでそのままJpegへ出力しています。

簡単に仕組みの説明

「どんな仕組みで撮影しているんだろう」と思っていましたが、実際は複数の写真を合成していました。
合成してもRAWのまま保存できる点も珍しいですね。

アプリ内でISO感度や絞りの変更も可能です。
初心者向けのアプリではないかもしれませんね。

また撮影後に保存する前にも出来上がりの確認ができます。
確認時にも境界線の「位置」と「角度」と「境界のボカし」の修正が可能です。

合成する画像


+

結果

デジタルフィルターのアプリでできる事

上で紹介したものは「ハーフND」の効果です。
ハーフNDだけでも位置の調整や、効果の範囲など様々な設定があります。

ハーフNDでできること

  • 境界線を追加(2本まで)
  • 露出を変更
  • 境界線の位置を変更
  • 境界線の角度を変更
  • 境界線をぼかし具合を変更

ハーフNDだけでもこれだけの事が可能です。

リバースND

ハーフNDの効果に加えて、ホワイトバランスの変更が可能です。
ホワイトバランスはマニュアルでの変更もできるのでカラーフィルターのように使えます。

ハーフNDと同様に境界線1本の2枚合成も可能です。

ストライプカラー

上下の設定は同じまま、真ん中だけ別の設定で合成します。
日の出や日の入りで使えるフィルターです。

ブルースカイ サンセット

ブルースカイHDRのアプリでできる設定です。
最初から大まかな設定が入力されているので、撮影までの準備時間が短く済みます。

実際に使ってみる


露出プラス補正、F8.0で撮影しています。
コスモスに露出を合わせるために、露出をプラス補正しました。
空が露出オーバーしてしまいました。


露出マイナス補正、F22、カラーフィルター(ブルー+パープル)使用。
今度は空に合わせて露出を合わせました。
光芒を出すために絞りもF22まで絞っています。
やはりコスモスは露出アンダーになってしまいました。

2枚を合成


ちょっとやりすぎた感がありますが、F8.0とF22が合成できるのは面白いですね。
ここから更にRAW現像ができます。


Lightroomで露出と彩度を少し持ち上げました。
これでとりあえず完成。(完成度はほっとけ)

感想

写真で紹介した通り、F値の異なる写真を合成できる点は、普通のNDフィルターにはできない技です。
また自分の欲しいカラーフィルターが販売されていない場合もあります。
そんな時にこのアプリはかなり便利です。

フィルターは便利ですが、高価な物も多くNDの濃度やハードタイプ、ソフトタイプに分けて購入していたらかなりの金額になってきます。
それを考えると3200円で購入できるこのアプリはかなりお得なのではないでしょうか。

ちなみに高価なフィルターだと一枚で4000円したりする物もあります。

NDフィルターの濃度はND4やND8などと書かれており、少しわかりにくいですが、このアプリはカメラ内の露出の数値で確認ができるので、初心者でも分かりやすいです。

メリットで書いた通り、荷物が減ったり、RAWでの撮影ができる点はかなりよかったです。
しかし、残念な点もいくつかありました。

設定項目が多すぎる

(多すぎると言っても削れる項目はありませんが)
設定が多いので便利な反面、撮影の準備の時間がかかってしまいました
アプリのマニュアルも未完成な感じで、スムーズに使えるようになるまで時間がかかりました。

普通のフィルターはレンズに取り付けるだけなので、撮影までの時間は圧倒的に早いです。

バッテリー持ちが悪い

元々バッテリー持ちに関してはあまり評判の良くないα7II。
アプリを使っているとバッテリーの減りが更に早まったように感じました。

手持ちの撮影は不可能

設定を変更して撮影するブラケットとは異なり、シャッターの間隔がかなり広いです。
三脚などで固定せずに撮影するのはほぼ不可能です。

失敗例

合成による弊害

合成によって不自然な残像が残ってしまう事もありました。
このような写真は普通のフィルターでは起こりません。

失敗例

作例



今回使った機材

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2
  • ソニー(SONY)
  • 価格   ¥ 119,500
  • 販売者 Bサプライズ パソコン・家電オンラインショップ

フィルターの紹介

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